アカデミー賞『おくりびと』を観た看護師の思いは・・・。カンナ

『おくりびと』。アカデミー賞の受賞、素晴らしいですね。
 
おめでとうございまぁぁぁす (ドンドンパフパフ)!!!
 
 
 
『おくりびと』は、去年の公開中に、映画館で観ました。
 
もうすっごい感動して
 
泣きっぱなしでした。
 
 
 
私、消化器外科の看護師なんですけどね。 
 
ここだけの話。
 
よく「当たる」ほうなんですよ。
 
 
 
何に?
 
死亡にです。
 
 
 
そのたび、看護師なんて辞めてしまいたいと実感するものです。
 
 
 
その人らしい最期を迎えられたのだろうか?
  
自分の関わり方は正しかったか?
 
その人の人生の一番最後をちょっとだけ見て全部分かったつもりになってないだろうか?
 
 
 
深い疑問で、胸が一杯です。
 
モックンさん演じる「納棺師」の気持ちと
 
まさにシンクロ。
 
 
 
人の生死をあつかう職業に就いてみて
 
感謝されることも
 
暴言を吐かれることも
 
あります。
 
 
 
いいんです。
 
気持ちを、ぶつけて、もらえれば。
 
 
 
最期の印象って、ずっと残るものだから。
 
きれいなイメージを、残してあげたいじゃないですか。
 
 
 
看護師として、やれるだけのことは、やって差し上げたいのです。
 
 
  
つまりは
 
人の死という、尊い状態をあつかっている
 
看護師であることを、誇りに思います。
 
 
 
ちなみに
 
映画館で、隣に座ってるおばちゃんと泣くポイントがいっしょでした。
 
 
 
こんな
 
音楽も看護師もしている
 
あかひです。
psy科の花巻さん内科の高橋さん外科の秋本と申します